補助金・交付金5件、委託料1件を一次資料で確認
清水エスパルス、モンテディオ山形、サガン鳥栖、テゲバジャーロ宮崎、北海道コンサドーレ札幌、FC岐阜の運営法人への支払を紹介します。補助金・交付金と委託料はお金の性質が違うため、それぞれの資料の記載に沿って読みます。
子どもの招待や地域交流を支える補助金
静岡市は、小中学生のホームゲーム招待や巡回スポーツ教室など、清水エスパルスと取り組む地域交流事業を補助しています。2023年度は、予算・決算ともに450万円でした。
- 年度
- 2023年度・令和5年度
- 支払元
- 静岡市
- 支払先
- 株式会社エスパルス
- 何のお金か
- 清水エスパルス交流事業補助金
確認した一次資料
確認箇所PDF 70ページ、No.174「清水エスパルス交流事業補助金」、交付先・事業費の欄。
ホームタウン活動を県が支える
山形県は、地域貢献やスポーツ普及に取り組むホームタウン活動を補助しています。2023年度の補助額は3,400万円で、資料には対象事業費もあわせて記されています。
- 年度
- 2023年度・令和5年度
- 支払元
- 山形県
- 支払先
- 株式会社モンテディオ山形
- 何のお金か
- モンテディオ山形ホームタウン活動事業費補助金
確認した一次資料
確認箇所印刷ページ1197〜1198(PDF 11〜12ページ)、「財政的援助団体等監査」の株式会社モンテディオ山形に関する見出し・金額表。
交付金をめぐる監査と、その後の再審査
佐賀県は、クラブ運営法人にSSP競技伴走育成交付金を交付しました。監査で算定への指摘が出た後、県は対象活動を見直して再審査し、その結果も公表しています。
- 年度
- 2022年度・令和4年度
- 支払元
- 佐賀県
- 支払先
- 株式会社サガン・ドリームス
- 何のお金か
- SSP競技伴走育成交付金
確認した一次資料
確認箇所PDF 23ページ(冊子15ページ)、株式会社サガン・ドリームスの交付対象事業費・交付金額の欄。
確認箇所PDF 22ページ(冊子16ページ)、SSP競技伴走育成交付金に関する措置内容。
ホームゲームへの来場を後押しする
宮崎市は、ホームゲームへの誘客を目的とした事業に補助金を出しています。2024年度は90万円を見込んでいましたが、年度を終えて確定した決算額は83万4,750円でした。
- 年度
- 2024年度・令和6年度
- 支払元
- 宮崎市
- 支払先
- 株式会社テゲバジャーロ宮崎
- 何のお金か
- テゲバジャーロ宮崎ホームゲーム誘客支援事業補助金
確認した一次資料
確認箇所PDF 23ページ、No.385「テゲバジャーロ宮崎ホームゲーム誘客支援事業補助金」、予算・決算の欄。
育成・普及事業に向けた補助
札幌市は、クラブが行う各種の育成・普及事業を補助しています。事業評価調書で確認できる2024年度の決算額は6,300万円です。
- 年度
- 2024年度・令和6年度
- 支払元
- 札幌市
- 支払先
- 株式会社コンサドーレ
- 何のお金か
- 株式会社コンサドーレ補助金
確認した一次資料
確認箇所PDF 1ページ、「基本情報」の令和6年度決算額の欄。
県から運営会社へ支払われた委託料
岐阜県の出資法人資料には、クラブ運営法人への公的支援として、2024年度に900万円の委託料があったことが記されています。
- 年度
- 2024年度・令和6年度
- 支払元
- 岐阜県
- 支払先
- 株式会社岐阜フットボールクラブ
- 何のお金か
- 岐阜県からクラブ運営法人への委託料
確認した一次資料
確認箇所PDF 2ページ、「6 法人への関与の状況」内の「(1)公的支援」、「(参考)委託料」の欄。
同じ「自治体からの支払」でも中身は違う
清水、山形、宮崎、札幌は補助金、鳥栖は交付金、岐阜は業務への対価となる委託料です。支払主体、受取先、年度、金額だけでなく、補助か契約かまで確認すると、お金の意味を取り違えずに読めます。
補助金・委託料・広告料の違いは自治体によるJクラブ支援の種類、決算額を集計に使う基準は予算額と決算額の分け方で説明しています。